Apache Struts 2「action:」パラメータープレフィックスのセキュリティ制約のバイパス

medium Nessus プラグイン ID 70168

概要

リモート Web サーバーに、セキュリティ制約バイパスの脆弱性の影響を受ける、Java フレームワークが使用されている Web アプリケーションが、含まれています。

説明

リモートの Web アプリケーションは、Java Web アプリケーションを作成する際に使用される Web フレームワークである、Struts 2 を使用しているようです。使用中の Struts 2 のバージョンは、アクションマッピングメカニズムに欠陥があるため、セキュリティ制約のバイパスの脆弱性の影響を受けます。特定の詳細不明な状況で、攻撃者は、この問題を悪用して、セキュリティ制約をバイパスする可能性があります。

注意:Struts 2 のこのバージョンでは、Dynamic Method Invocation(DMI)がデフォルトで有効になっていることが知られています。これにより、Struts 2 をさらに別の脆弱性にさらす可能性があるため、DMI を無効にすることをお勧めします。(CVE-2013-4316)

このプラグインは、Struts 2 アプリケーションの最初の脆弱性インスタンスしかレポートしませんので、注意してください。

ソリューション

バージョン 2.3.15.2 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://struts.apache.org/docs/s2-018.html

https://cwiki.apache.org/confluence/display/WW/S2-019

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 70168

ファイル名: struts_2_3_15_2.nasl

バージョン: 1.16

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2013/9/27

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2013-4316

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.5

現状値: 5.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:struts

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

パッチ公開日: 2013/9/17

脆弱性公開日: 2013/9/17

参照情報

CVE: CVE-2013-4310, CVE-2013-4316

BID: 62584