Cisco IOS XE ソフトウェアのネットワークタイムプロトコル（NTP）機能の実装にある脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、影響を受けるデバイスをリロードさせ、サービス拒否（DoS）状態を引き起こす可能性があります。この脆弱性は、マルチキャスト NTP パケットが適切に処理されていないため生じています。このようなパケットは、設定済みの MSDP ピアからの Multicast Source Discovery Protocol (MSDP) Source-Active (SA) メッセージにカプセル化されて影響を受けるデバイスに送信されます。攻撃者が、マルチキャスト NTP パケットを影響を受けるデバイスに送信することで、この脆弱性を悪用できます。悪用が繰り返されると、DoS 状態が持続される可能性があります。Cisco は、この脆弱性に対処する無料のソフトウェア更新をリリースしました。この脆弱性を緩和するための回避策があります。

検出

Cisco IOS XE ソフトウェアのマルチキャストネットワークタイムプロトコルのサービス拒否の脆弱性（cisco-sa-20130925-ntp）

high Nessus プラグイン ID 70321

バージョン 1.16