MS13-082:.NET Framework のリモートコード実行可能な脆弱性(2878890)

high Nessus プラグイン ID 70334

概要

リモート Windows ホストに .NET Framework をインストールすることにより、任意のコードが実行される可能性があります。

説明

報告によると、リモートホストにインストールされている .NET Framework のバージョンは以下の脆弱性の影響を受けます:

- 影響を受けるコンポーネントが特別に細工された OpenType フォント(OTF)を処理する方法に、リモートコードの実行につながる可能性がある脆弱性が存在します。攻撃者がユーザーを誘導して、特別に細工された OTF フォントファイルが含まれる Web ページにアクセスさせることで、この問題を利用する可能性があります。(CVE-2013-3128)

- .NET Framework は、XML データに対する特別に細工された文書型定義(DTD)の解析時に、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。(CVE-2013-3860)

- .NET Framework は、特別に細工された JavaScript Object Notation(JSON)データの解析時に、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。(CVE-2013-3861)

ソリューション

Microsoft は、.NET Framework 2.0、3.0、3.5、3.5.1、4.0、および 4.5 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?110ff0dd

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 70334

ファイル名: smb_nt_ms13-082.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2013/10/9

更新日: 2020/5/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.6

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2013/10/8

脆弱性公開日: 2013/10/8

参照情報

CVE: CVE-2013-3128, CVE-2013-3860, CVE-2013-3861

BID: 62807, 62819, 62820