1 件のセキュリティ問題を修正する更新済みの jboss-remoting パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 4、5、および 6 用の Red Hat JBoss Web Platform 5.2.0 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

JBoss Remoting は、Java において分散アプリケーションを構築するためのフレームワークです。

JBoss Remoting の org.jboss.remoting.transport.socket.ServerThread クラスの実装で、サービス拒否の欠陥が見つかりました。攻撃者が、この欠陥を利用して、ターゲットサーバーの使用可能なすべてのファイル記述子を使い果たして、正当な接続を妨げる可能性があります。この欠陥をリモートから悪用する場合は、リモート用ポートを直接または間接的に露出する必要があります（たとえば、JBoss Remoting を使用するパブリックアプリケーションを展開すると、この欠陥が間接的に露出される可能性があります）。(CVE-2013-4210)

この問題は、Red Hat サポートエンジニアリンググループの James Livingston 氏により発見されました。

警告：この更新を適用する前に、既存の Red Hat JBoss Web Platform のインストール内容（すべてのアプリケーションと構成ファイルが含まれる）をバックアップしてください。

Red Hat JBoss Web Platform 5.2.0 および Red Hat Enterprise Linux 4、5、6 の全ユーザーは、この更新パッケージにアップグレードすることが推奨されます。この更新を有効にするには、 JBoss サーバープロセスを再起動する必要があります。

検出

RHEL 4/5/6：JBoss EWP の jboss-remoting（RHSA-2013:1370）

medium Nessus プラグイン ID 70371

変更ログが見つかりません