Scientific Linux セキュリティ更新:SL6.x i386/x86_64 の gc

medium Nessus プラグイン ID 70756

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

malloc() ルーチンおよび calloc() ルーチンの gc の実装が、メモリを割り当てるときにパラメーターのサニタイズを正しく実行しないことが発見されました。gc を使用するアプリケーションが malloc() ルーチンおよび calloc() ルーチンのアプリケーションレベルの有効性チェックを実施しない場合、リモートの攻撃者が特別に細工されたアプリケーション固有の入力を提供することが可能でした。これがアプリケーションにより処理された場合は、アプリケーションクラッシュや、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードの実行が引き起こされる可能性があります。
(CVE-2012-2673)

更新を有効にするには、gc を使用しているアプリケーションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける gc、gc-debuginfo および/または gc-devel のパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?5f6dbf63

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 70756

ファイル名: sl_20131104_gc_on_SL6_x.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/11/5

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.2

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:gc, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:gc-debuginfo, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:gc-devel, x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2013/11/4

脆弱性公開日: 2012/7/25

参照情報

CVE: CVE-2012-2673