MySQL サーバーの COM_CHANGE_USER コマンドのセキュリティバイパス

medium Nessus プラグイン ID 71116

概要

リモートのデータベースサーバーは、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受ける可能性があります。

説明

「COM_CHANGE_USER」コマンドによりユーザーを切り替える際、パスワード検証時に使用されるソルトが変更されないため、インストールされている MySQL のバージョンはセキュリティバイパスの脆弱性に影響される可能性があります。
さらに、無効な認証情報が送信された時、接続はリセットされません。通常接続が開始され、無効な認証情報が送信されると、接続は切断され、ブルートフォースの試行は実質上低速化します。

ソリューション

現時点では、解決策はありません。

参考資料

https://seclists.org/fulldisclosure/2012/Dec/58

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 71116

ファイル名: mysql_com_change_user_bruteforce_weakness.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: remote

ファミリー: Databases

公開日: 2013/11/27

更新日: 2020/2/24

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 2.2

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4

現状値: 3.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2012-5627

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:mysql:mysql, cpe:/a:oracle:mysql

必要な KB アイテム: Settings/PCI_DSS

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

Nessus によりエクスプロイト済み: true

脆弱性公開日: 2012/12/3

参照情報

CVE: CVE-2012-5627

BID: 56837