Microsoft EMET 3.x >= 3.5 / 4.x < 4.0.4913.26122 の ASLR セキュリティバイパス

medium Nessus プラグイン ID 71176

概要

セキュリティの脆弱性を緩和するためのツールが、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受ける可能性があります。

説明

リモートシステムに Microsoft の Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)がインストールされており、これは 3.5 以上の 3.x または 4.0.4913.26122 以前の 4.x です。このため、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受ける可能性があります。

このアプリケーションは、関数のアドレスを推測可能な方法で保存します。これは、攻撃者によるアドレス空間配置のランダム化(ASLR)保護のバイパスを促す可能性があります。

ソリューション

EMET を 4.0.4913.26122 以降にアップグレードしてください。一時的な緩和手段としては、EMET を無効にしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?f42bd53d

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 71176

ファイル名: microsoft_emet_4_0_4913_26122.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2013/12/3

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:enhanced_mitigation_experience_toolkit

必要な KB アイテム: SMB/Microsoft/EMET/Path

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/6/17

脆弱性公開日: 2013/6/17

参照情報

CVE: CVE-2013-6791

BID: 64022