Oracle Linux 5/6:nss(ELSA-2013-1861)

high Nessus プラグイン ID 71555

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2013:1861 から:

1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの nss パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 5 および 6 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。

Network Security Services(NSS)は、セキュリティが有効なクライアントおよびサーバーのアプリケーションのクロスプラットフォーム開発をサポートするように設計されたライブラリセットです。

下位の証明書機関(CA)が中間証明書を不適切に発行することがわかりました。これを利用して、中間者攻撃を実行できる可能性があります。この更新によって、特定の中間証明書が信頼できないものとなります。(BZ#1038894)

注:この修正は、NSS Builtin Object Token を使用するアプリケーションにのみ適用されます。NSS ライブラリを使用するが、NSS Builtin Object Token を使用しないアプリケーションでは、証明書は信頼できないものになりません。

すべての NSS ユーザーは、この問題を修正するこれらの更新済みパッケージにアップグレードする必要があります。更新をインストールした後に、変更を有効にするため、 NSS を使用するアプリケーションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける nss パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2013-December/003893.html

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2013-December/003895.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 71555

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2013-1861.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2013/12/20

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:nss, p-cpe:/a:oracle:linux:nss-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:nss-pkcs11-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:nss-sysinit, p-cpe:/a:oracle:linux:nss-tools, cpe:/o:oracle:linux:5, cpe:/o:oracle:linux:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

パッチ公開日: 2013/12/20

脆弱性公開日: 2013/12/20

参照情報

RHSA: 2013:1861