Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ:nss(MDVSA-2013:301)

high Nessus プラグイン ID 71608

概要

リモート Mandriva Linux ホストには、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

mozilla NSS で、脆弱性が発見され、修正されています:

Mozilla のルートストアに含まれる、ルートに連結した中間証明書が、中間者攻撃(MITM)トラフィック管理デバイスにロードされることを、Google が Mozilla に通知しました。この証明書は、フランス政府機関であり、Mozilla のルートプログラムの認証局である、Agence nationale de la scurit des systmes d'information(ANSSI)が発行しました。ANSSI の従属認証局が中間証明書を誤発行し、それがネットワーク監視デバイスにインストールされたことによって、そのデバイスが、証明書保持者が所有または制御しないドメイン名または IP アドレスのトラフィック管理を実行する MITM プロキシとして動作することができました。

この問題は Firefox 特有ではありませんが、証明書の 1 つが、顧客が正当に所有またはコントロールしていないドメイン名の MITM トラフィック管理に使用されていたことを示す証拠がありました。この問題は、サブ CA が使用する中間証明書の信頼を取り消し、MITM デバイスに対して証明書を発行することで解決しました。

NSS パッケージは、このセキュリティ欠陥の影響を受けないバージョン 3.15.3.1 にアップグレードされています。

さらに、rootcerts パッケージが、2013 年 12 月 04 日時点での最新 certdata.txt ファイルで、 mozilla からアップグレードされています。

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.mozilla.org/security/announce/2013/mfsa2013-117.html

https://hg.mozilla.org/projects/nss/rev/5a7944776645

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2013:1861

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 71608

ファイル名: mandriva_MDVSA-2013-301.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

公開日: 2013/12/23

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:mandriva:linux:lib64nss-devel, p-cpe:/a:mandriva:linux:lib64nss-static-devel, p-cpe:/a:mandriva:linux:lib64nss3, p-cpe:/a:mandriva:linux:nss, p-cpe:/a:mandriva:linux:nss-doc, p-cpe:/a:mandriva:linux:rootcerts, p-cpe:/a:mandriva:linux:rootcerts-java, cpe:/o:mandriva:business_server:1

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/Mandrake/release, Host/Mandrake/rpm-list

パッチ公開日: 2013/12/23

参照情報

MDVSA: 2013:301