OpenSSL 1.0.1 < 1.0.1fの複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 71857

概要

リモートサービスは、複数の脆弱性の影響を受ける可能性があります。

説明

バナーによると、リモートWebサーバーで1.0.1fより前のバージョンの OpenSSL 1.0.1が実行されています。このため、この OpenSSL ライブラリは、報告されているところによれば、以下の脆弱性の影響を受けます。

- ファイル「ssl/s3_both.c」の関数「ssl3_take_mac」に、TLS ハンドシェイクトラフィックの処理に関連するエラーがあることにより、サービス拒否攻撃が実行されることがあります。
(CVE-2013-4353)

- ファイル「ssl/s3_lib.c」の関数「ssl_get_algorithm2」に、TLS 1.2 トラフィックの処理に関連するエラーがあることにより、サービス拒否攻撃が実行される可能性があります。
(CVE-2013-6449)

- 中間者攻撃者およびDTLSプロセスの処理に関連するエラーが存在し、多様なセキュリティバイパスが発生する可能性があります。(CVE-2013-6450)

ソリューション

OpenSSL 1.0.1f以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?f17d2cd5

http://www.nessus.org/u?db9ddc29

http://www.nessus.org/u?2a10e61e

http://www.nessus.org/u?b8cdb04d

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 71857

ファイル名: openssl_1_0_1f.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: combined

エージェント: windows, macosx, unix

ファミリー: Web Servers

公開日: 2014/1/8

更新日: 2023/8/21

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.2

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

現状値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2013-6450

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:openssl:openssl

必要な KB アイテム: installed_sw/OpenSSL

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/1/6

脆弱性公開日: 2013/12/13

参照情報

CVE: CVE-2013-4353, CVE-2013-6449, CVE-2013-6450

BID: 64530, 64618, 64691