PHP 5.5.x < 5.5.8 の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 71928

概要

リモート Web サーバーが使用するバージョンの PHP は、複数の脆弱性の影響を受ける可能性があります。

説明

バナーによると、リモートホストにインストールされている PHP 5.5.x のバージョンは、5.5.8 より前です。このため、以下の脆弱性の影響を受ける可能性があります。

- ファイル「ext/date/lib/parse_iso_intervals.c」に、DateInterval オブジェクトの処理に関連するヒープベースのバッファオーバーフローエラーがあることにより、サービス拒否攻撃をできることがあります。(CVE-2013-6712)

- ファイル「ext/exif/exif.c」の関数「exif_process_IFD_TAG」に整数オーバーフローエラーが存在することにより、サービス拒否攻撃または任意のメモリ読み取りをできることがあります。(バグ #65873)

- 「typemap」値やエラー処理に関連した「ext/soap/soap.c」ファイルにおける「do_soap_call」関数に、use-after-free エラーが存在します。これは、詳細不明な影響を与えます。(バグ #66112)

注意:このプラグインは、脆弱性を悪用しようとしませんが、その代わりに PHP の自己報告されたバージョン番号のみに依存します。

ソリューション

PHP バージョン 5.5.8 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.php.net/ChangeLog-5.php#5.5.8

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 71928

ファイル名: php_5_5_8.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2014/1/13

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2013-6712

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:php:php

必要な KB アイテム: www/PHP

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

パッチ公開日: 2014/1/9

脆弱性公開日: 2013/11/27

参照情報

CVE: CVE-2013-6712

BID: 64018