Oracle Linux 6 : augeas (ELSA-2014-0044)

medium Nessus プラグイン ID 72058

概要

リモート Oracle Linux ホストに、1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2014:0044 から:

1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの augeas パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 6 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新のセキュリティ上の影響は中程度であると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Augeas は、構成を編集するためのユーティリティです。Augeas により、ネイティブフォーマットでの構成ファイルが解析され、それらはツリーに変換されます。構成変更は、このツリーを操作し、それをネイティブ構成ファイルに戻して再度保存することで、行われます。Augeas により、ファイルから Augeas ツリーへおよび逆方向へのマッピングを確立するために、「lenses」も基本構築ブロックとして使用されます。

Augeas が、新しい構成ファイルを作成する際に特定の umask 設定を処理する方法に、欠陥が見つかりました。この欠陥により、作成された構成ファイルは誰でも書き込めるようになる場合があり、これによって権限のないローカルユーザーがコンテンツを変更できるようになります。(CVE-2013-6412)

この問題は、Red Hat セキュリティレスポンスチームにより発見されました。

augeas の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージにアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。更新を有効にするには、 augeas を使用する実行中の全てのアプリケーションを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける augeas パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2014-January/003915.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 72058

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2014-0044.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/1/21

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.6

現状値: 3.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:augeas, p-cpe:/a:oracle:linux:augeas-devel, p-cpe:/a:oracle:linux:augeas-libs, cpe:/o:oracle:linux:6

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/1/20

脆弱性公開日: 2014/1/22

参照情報

CVE: CVE-2013-6412

RHSA: 2014:0044