低遅延の VoIP クライアントである mumble で、いくつかの問題が発見されています。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトでは、次の問題を特定しています：

- CVE-2014-0044 Mumble クライアントに送信した無効な形式の Opus ボイスパケットが、NULL ポインターデリファレンスまたは領域外の配列アクセスを誘発する可能性があることが判明しました。悪意のあるリモートの攻撃者がこの欠陥を悪用して、アプリケーションをクラッシュさせることで、mumble クライアントに対して DoS 攻撃（サービス拒否攻撃）を仕掛ける可能性があります。

- CVE-2014-0045 Mumble クライアントに送信した無効な形式の Opus ボイスパケットが、ヒープベースのバッファオーバーフローを誘発する可能性があることが判明しました。悪意のあるリモートの攻撃者がこの欠陥を利用して、クライアントをクラッシュさせたり（サービス拒否）、任意のコードを実行したりする可能性があります。

旧安定版（oldstable）ディストリビューション（squeeze）は、これらの問題の影響を受けません。

検出

Debian DSA-2854-1：mumble - いくつかの脆弱性

high Nessus プラグイン ID 72354

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