Ubuntu 12.04 LTS:linux-lts-raring 脆弱性(USN-2158-1)

medium Nessus プラグイン ID 73288

概要

リモート Ubuntu ホストにセキュリティ関連パッチがありません。

説明

Stephan Mueller 氏は、Linux カーネルの ansi cprng 乱数発生器にエラーがあることを報告しました。この欠陥により、ローカルの攻撃者は、暗号保護を簡単に打ち破ることができます。(CVE-2013-4345)

Nico Golde 氏と Fabian Yamaguchi 氏は、Linux カーネルの XFS ファイルシステムの実装に、バッファアンダーフローのエラーがあることを報告しました。CAP_SYS_ADMIN 権限を持つローカルユーザーが、これらの欠陥を悪用して、サービス拒否(メモリ破損)や、特定されない他の問題を引き起こす可能性があります。
(CVE-2013-6382)

IRC プロトコル(NF_NAT_IRC)に対して NetFilter Connection Tracking(NF_CONNTRACK)のサポートで構築された場合、Linux カーネルに情報漏洩があることが発見されました。リモートの攻撃者が、この欠陥を悪用して、 NAT 化されたネットワーク経由でクライアント間の IRC 接続(/dcc)でやりとりを行う際に、カーネルの機密情報を入手する可能性があります。
(CVE-2014-1690)。

ソリューション

影響を受ける linux-image-3.8.0-38-generic パッケージを更新してください。

参考資料

https://usn.ubuntu.com/2158-1/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 73288

ファイル名: ubuntu_USN-2158-1.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/4/1

更新日: 2021/1/19

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:canonical:ubuntu_linux:linux-image-3.8-generic, cpe:/o:canonical:ubuntu_linux:12.04:-:lts

必要な KB アイテム: Host/cpu, Host/Ubuntu, Host/Ubuntu/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/4/1

脆弱性公開日: 2013/10/10

参照情報

CVE: CVE-2013-4345, CVE-2013-6382, CVE-2014-1690

BID: 62740, 63889, 65180

USN: 2158-1