Apache Struts 2 ClassLoader 操作のセキュリティバイパスの不完全な修正

high Nessus プラグイン ID 73763

概要

リモート Web サーバーに、セキュリティバイパス脆弱性の影響を受ける、 Java フレームワークが使用されている Web アプリケーションが、含まれています。

説明

リモート Web アプリケーションは、 OGNL(Object-Graph Navigation Language)を EL 式(Expression Language)として使用する Web フレームワークである Struts 2 を使用しているように見えます。使用中のバージョンの Struts 2 は、バージョン 2.3.16.1 に実装された ClassLoader 操作の修正が不完全なことによると思われる、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受けます。

このプラグインは、Struts 2 アプリケーションの最初の脆弱性インスタンスしかレポートしませんので、注意してください。

ソリューション

バージョン 2.3.16.2 または以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://struts.apache.org/announce.html#a20140424

http://struts.apache.org/docs/s2-021.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 73763

ファイル名: struts_2_3_16_2_dos.nasl

バージョン: 1.15

タイプ: remote

ファミリー: Denial of Service

公開日: 2014/4/29

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2014-0113

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:apache:struts

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2014/4/24

脆弱性公開日: 2014/4/24

エクスプロイト可能

Metasploit (Apache Struts ClassLoader Manipulation Remote Code Execution)

参照情報

CVE: CVE-2014-0112, CVE-2014-0113

BID: 67064, 67081

CERT: 719225