PHP 5.5.x < 5.5.12のFPMのUnixソケットのセキュアでない権限昇格

high Nessus プラグイン ID 73863

概要

リモートWebサーバーが使用しているバージョンのPHPは、権限昇格の脆弱性の影響を受ける可能性があります。

説明

バナーによると、リモートホストにインストールされているPHP 5.5.xのバージョンは、5.5.12より前です。これは、権限昇格の脆弱性の影響を受ける可能性があります。

Unixソケットへの権限を設定する場合に、FastCGI Process Manager(FPM)内に欠陥が存在します。この欠陥により、リモートの攻撃者が、ソケットへのアクセス権を取得した後、上位の権限を取得できる可能性があります。

このプラグインは、この問題を悪用しようとしませんでしたが、その代わりにPHPの自己報告されたバージョン番号のみに依存してきたいことに注意してください。

ソリューション

PHPバージョン5.5.12以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.php.net/ChangeLog-5.php#5.5.12

https://bugs.php.net/bug.php?id=67060

http://www.nessus.org/u?a7b8dfdd

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 73863

ファイル名: php_5_5_12.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2014/5/5

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2014-0185

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:php:php

必要な KB アイテム: www/PHP

エクスプロイトの容易さ: No exploit is required

パッチ公開日: 2014/5/1

脆弱性公開日: 2014/4/12

参照情報

CVE: CVE-2014-0185

BID: 67118