RHEL 6：Subscription Asset Manager の candlepin（RHSA-2013:1863）
high Nessus プラグイン ID 76187
Language:
概要
リモート Red Hat ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの candlepin パッケージが、Red Hat Subscription Asset Manager で現在利用可能です。Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。
Candlepin は、オープンソースエンタイトルメント管理システムです。Candlepin は、所有者がサブスクライブする製品も追跡し、構成可能なビジネスルールに基づいて所有者にサブスクリプションを消費させます。
構成ファイルに何も設定されていない場合に、Candlepin がデフォルトで非常に弱い認証スキームを有効化することが判明しました。（CVE-2013-6439）
この問題は、Red Hat の Adrian Likins 氏により発見されました。
注：Subscription Asset Manager 1.2 と 1.3 が提供する構成ファイルでは、この非安全認証モードが無効になっていました。しかし、Subscription Asset Manager 1.1 以前からアップグレードしたユーザーで、「candlepin.auth.trusted.enable = false」を Candlepin 構成に追加していないユーザーは、この問題の影響を受けます。
Subscription Asset Manager 1.0 または 1.1 のユーザーで、アップグレードが行えない場合は、以下を「/etc/candlepin/candlepin.conf」に追加する必要があります：
candlepin.auth.trusted.enable = false candlepin.auth.trusted.enabled = false
Subscription Asset Manager 1.2 または 1.3 のユーザーで、アップグレードが行えない場合は、以下を追加する必要があるだけです：
candlepin.auth.trusted.enable = false
このアップグレードをインストールすると、構成で特別に有効になっている場合を除いて、非安全認証スキームが無効になります。
Red Hat Subscription Asset Manager のユーザーは、これらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。更新した内容を有効にするには、Candlepin を再起動する必要があります。
ソリューション
影響を受ける candlepin、candlepin-selinux および/または candlepin-tomcat6 パッケージを更新してください。参考資料
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 76187
ファイル名: redhat-RHSA-2013-1863.nasl
バージョン: 1.11
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2014/6/23
更新日: 2021/1/14
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 9.3
現状値: 6.9
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:candlepin, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:candlepin-selinux, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:candlepin-tomcat6, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2013/12/19
脆弱性公開日: 2013/12/23
参照情報
CVE: CVE-2013-6439
BID: 64515
RHSA: 2013:1863