Debian DSA-2976-1:eglibc - セキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 76465

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Stephane Chazelas 氏は、GNU C ライブラリである glibc が、ロケール環境変数で '..' パスセグメントを処理しており、細工されたロケール設定を提供できた場合、攻撃者が OpenSSH での ForceCommand など本来守られるべき制限を回避する可能性があることを発見しました。

ソリューション

eglibc パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 2.13-38+deb7u3 で修正されています。

この更新には、バージョン 2.13-38+deb7u2 としての、次の wheezy ポイントリリースのために以前スケジュールされていた変更も含まれます。詳細については、 Debian 変更ログを参照してください。

参考資料

https://packages.debian.org/source/wheezy/eglibc

https://www.debian.org/security/2014/dsa-2976

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 76465

ファイル名: debian_DSA-2976.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/7/11

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.8

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:eglibc, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/7/10

参照情報

CVE: CVE-2014-0475

DSA: 2976