RHEL 6：MRG（RHSA-2013:1170）
medium Nessus プラグイン ID 76662
Language:
概要
リモート Red Hat ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
2 つのセキュリティ問題を修正し、1 つの拡張機能を追加する、更新済みの mongodb および pymongo パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 6 用の Red Hat Enterprise MRG 2.3 で現在利用可能です。Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度の評価を提供する Common Vulnerability Scoring System （CVSS）のベーススコアが、「参照」セクションの CVE リンクの各脆弱性に対して利用可能です。
MongoDB は NoSQL データベースです。PyMongo は MongoDB と共に動作するツールを提供します。
MongoDB の run() 関数の実装に欠陥が見つかりました。データベースキューを MongoDB サーバーへ送信することが許可されたデータベースユーザーがこの欠陥を利用して、サーバーをクラッシュさせたり、mongodb ユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。
（CVE-2013-1892）
PyMongo に NULL ポインターデリファレンスの欠陥が見つかりました。MongoDB サーバーから受信する無効な DBRef レコードは、PyMongo を使用するアプリケーションをクラッシュさせる可能性があります。（CVE-2013-2132）
注意：Red Hat Enterprise MRG Grid 内で、MongoDB はユーザーによって直接アクセスされず、Condor や Cumin などの他の Grid サービスによってのみアクセスされます。
この更新により、次の拡張機能も追加されます：
* 以前は、MongoDB は、全てのネットワークインターフェイス上の接続をリッスンするように設定されていました。このため、ファイアウォールが MongoDB ポートへのアクセスを許可するように設定されていた場合、リモートのユーザーがデータベースにアクセスする可能性がありました（Red Hat Enterprise Linux のデファルトのファイアウォール構成では、アクセスはブロックされます）。この更新により、デフォルトでループバックのインターフェイスのみをリッスンするように設定が変更されます。（BZ#892767）
Red Hat Enterprise Linux 6 の Red Hat Enterprise MRG 2.3 のユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、これらの問題を修正し、この機能強化を追加することが推奨されます。この更新をインストールすると、MongoDB は自動的に再起動されます。
ソリューション
影響を受けるパッケージを更新してください。参考資料
https://access.redhat.com/errata/RHSA-2013:1170
プラグインの詳細
深刻度: Medium
ID: 76662
ファイル名: redhat-RHSA-2013-1170.nasl
バージョン: 1.11
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2014/7/22
更新日: 2021/1/14
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: High
スコア: 7.4
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6
現状値: 5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:P/I:P/A:P
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:mongodb, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:mongodb-debuginfo, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:mongodb-server, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:pymongo, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:pymongo-debuginfo, p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:python-bson, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:6
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2013/8/21
脆弱性公開日: 2013/8/15
エクスプロイト可能
Core Impact
Metasploit (MongoDB nativeHelper.apply Remote Code Execution)
参照情報
CVE: CVE-2013-1892, CVE-2013-2132
RHSA: 2013:1170