Oracle Solaris 重要パッチ更新:apr2012_SRU3

medium Nessus プラグイン ID 76800

概要

リモート Solaris システムには、CPU apr2012 からのセキュリティパッチがありません。

説明

この Solaris システムには、重要なセキュリティ更新に対処するために必要なパッチがありません。

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:カーネル/sockfs)。サポートされているバージョンで影響を受けるのは、 8、9、10 および 11 です。容易に悪用できる脆弱性はオペレーティングシステムにログオンする必要があります。この脆弱性の攻撃が成功すると、権限がないオペレーティングシステムをハングさせることや、頻繁にクラッシュを繰り返すことができるようになります(完全な DOS)。
(CVE-2012-1681)

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:パスワードポリシー)。
サポートされているバージョンで影響を受けるのは、 8、9、10 および 11 です。容易に悪用できる脆弱性は Operating System ログオンを必要とし、その上コンポーネントもしくはサブコンポーネントに追加ログイン/認証を必要とします。この脆弱性をうまく利用した攻撃により、攻撃者の権限を昇格させ、 Solaris でアクセス可能なデータの一部に対して未認証の更新、挿入、削除のアクセスを行うことができるようになります。また、Solarisでアクセス可能なデータのサブセットに対して読み取りアクセスを行ったり、 Solaris の一部でサービス拒否(DOS の一部)を引き起こしたりできるようになります。
(CVE-2012-1684)

ソリューション

Oracle サポート Web サイトから apr2012 CPU をインストールしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?75401354

http://www.nessus.org/u?7ef6c355

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 76800

ファイル名: solaris_apr2012_SRU3.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

公開日: 2014/7/26

更新日: 2022/8/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.9

現状値: 3.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:oracle:solaris:11.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Solaris11/release

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/4/17

脆弱性公開日: 2012/5/3

参照情報

CVE: CVE-2012-1681, CVE-2012-1684

BID: 53135, 53138