Oracle Solaris 重要パッチ更新:oct2012_SRU11_4

high Nessus プラグイン ID 76830

概要

リモート Solaris システムには、CPU oct2012 からのセキュリティパッチがありません。

説明

この Solaris システムには、重要なセキュリティ更新に対処するために必要なパッチがありません。

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:カーネル)。サポートされているバージョンで影響を受けるのは 11 です。容易に悪用できる脆弱性は、 TCP/IP で認証されていないネットワーク攻撃を成功させることが可能です。この脆弱性の攻撃が成功すると、権限がないオペレーティングシステムをハングさせることや、頻繁にクラッシュを繰り返すことができるようになります(完全な DOS)。(CVE-2012-3210)

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:COMSTAR)。サポートされているバージョンで影響を受けるのは 11 です。容易に悪用できる脆弱性は、TCP/IP で認証されていないネットワーク攻撃を成功させることが可能です(iSCSI)。この脆弱性の攻撃が成功すると、権限がないオペレーティングシステムをハングさせることや、頻繁にクラッシュを繰り返すことができるようになります(完全な DOS)。(CVE-2012-3189)

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:Gnome の信頼できる拡張)。
サポートされているバージョンで影響を受けるのは、 10 および 11 です。
容易に悪用できる脆弱性はオペレーティングシステムにログオンする必要があります。この脆弱性により攻撃が成功すると、任意のコードの実行を含むオペレーティングシステムのテイクオーバーが権限なしに引き起こされる可能性があります。
(CVE-2012-3199)

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:カーネル/システムコール)。
サポートされているバージョンで影響を受けるのは、 10 および 11 です。
容易に悪用できる脆弱性は Operating System ログオンを必要とし、その上コンポーネントもしくはサブコンポーネントに追加ログイン/認証を必要とします。この脆弱性の攻撃に成功すると、攻撃者の権限を昇格でき、権限なしでオペレーティングシステムをハングさせることや、頻繁にクラッシュを繰り返す(完全な DOS)ことができるようになります。(CVE-2012-3211)

ソリューション

Oracle サポート Web サイトから oct2012 CPU をインストールしてください。

参考資料

https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1475188.1

http://www.nessus.org/u?6c6537c6

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 76830

ファイル名: solaris_oct2012_SRU11_4.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

公開日: 2014/7/26

更新日: 2022/8/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 5.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:oracle:solaris:11.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Solaris11/release

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/10/16

脆弱性公開日: 2012/10/17

参照情報

CVE: CVE-2012-3189, CVE-2012-3199, CVE-2012-3210, CVE-2012-3211

BID: 56049, 56052, 56064, 56077