Oracle Solaris 重要パッチ更新:oct2012_SRU12_4

medium Nessus プラグイン ID 76831

概要

リモート Solaris システムには、CPU oct2012 からのセキュリティパッチがありません。

説明

この Solaris システムには、重要なセキュリティ更新に対処するために必要なパッチがありません。

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:カーネル)。サポートされているバージョンで影響を受けるのは、 10 および 11 です。悪用に困難な脆弱性はオペレーティングシステムにログオンする必要があります。この脆弱性の攻撃が成功すると、権限がないオペレーティングシステムをハングさせることや、頻繁にクラッシュを繰り返すことができるようになります(完全な DOS)。注:
CVE-2012-3212 の影響を受けるのは、SPARC T4 サーバーの Solaris のみです。
(CVE-2012-3212)

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントの脆弱性(サブコンポーネント:mailx(1))。サポートされているバージョンで影響を受けるのは、 8、9、10 および 11 です。容易に悪用できる脆弱性はオペレーティングシステムにログオンする必要があります。この脆弱性による攻撃が成功すると、権限のない更新、Solaris がアクセスできるデータへのアクセスの挿入、削除ならびに Solaris がアクセスできるデータのサブセットへの読み取りアクセスが可能になります。(CVE-2012-3165)

- Oracle Sun 製品パッケージの Solaris コンポーネントにある脆弱性(サブコンポーネント:カーネル)。サポートされているバージョンで影響を受けるのは、 10 および 11 です。容易に悪用できる脆弱性は Operating System ログオンを必要とし、その上コンポーネントもしくはサブコンポーネントに追加ログイン/認証を必要とします。この脆弱性に対する攻撃が成功すると、攻撃者の権限が昇格し、Solaris がアクセスできるデータのサブセットを、権限なしで読み取りアクセス可能になります。注:CVE-2012-3209 および CVE-2012-3215 は、SPARC プラットフォームでの Solaris にだけ影響します。
(CVE-2012-3215)

ソリューション

Oracle サポート Web サイトから oct2012 CPU をインストールしてください。

参考資料

https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1475188.1

http://www.nessus.org/u?6c6537c6

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 76831

ファイル名: solaris_oct2012_SRU12_4.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

公開日: 2014/7/26

更新日: 2022/8/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.7

現状値: 3.5

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:oracle:solaris:11.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Solaris11/release

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2012/10/16

脆弱性公開日: 2012/10/17

参照情報

CVE: CVE-2012-3165, CVE-2012-3212, CVE-2012-3215

BID: 56012, 56016, 56038