Red Hat セキュリティアドバイザリ 2014:1008 から：

1 つのセキュリティ問題および 1 つのバグを修正する更新済みの samba パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 7 で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Samba は Server Message Block （SMB）プロトコルまたは Common Internet File System（CIFS）プロトコルのオープンソース実装であり、これを使用すると PC 互換機がファイル、プリンター、その他の情報を共有できるようになります。

Samba の NetBIOS メッセージブロックデーモン（nmbd）に、ヒープベースのバッファオーバーフローの欠陥が見つかりました。ローカルネットワークの攻撃者はこの欠陥を利用して、特別に細工されたパケットを送信できます。このため、 nmbd により処理されると、root 権限で任意のコードが実行される可能性があります。
（CVE-2014-3560）

この更新では以下のバグも修正されます。

* この更新以前では、Samba は、別のプロセスによってすでに開かれたファイルのコンテンツにアクセスするために open(2) システムコールを使用する際、O_TRUNC フラグを不適切に使用していました。これにより、ファイルの以前のコンテンツが削除されます。この更新では、O_TRUNC フラグは上記のシナリオで使用されなくなり、ファイル破損が発生することはなくなります。（BZ#1115490）

Samba の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、これらの問題を修正することが推奨されます。この更新をインストールすると、smb サービスが自動的に再起動されます。

検出

Oracle Linux 7：samba（ELSA-2014-1008）

high Nessus プラグイン ID 77009

変更ログが見つかりません