Scientific Linux セキュリティ更新:SL5.x、SL6.x i386/x86_64 での glibc

high Nessus プラグイン ID 77465

概要

リモート Scientific Linux ホストに 1 つ以上のセキュリティ更新がありません。

説明

glibc の internal __gconv_translit_find() 関数に off-by-one ヒープベースバッファオーバーフロー欠陥が見つかりました。特別に細工された引数で、アプリケーションによって iconv_open() 関数を呼び出すことができる攻撃者が、この欠陥を利用して、そのアプリケーションの権限で、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2014-5119)

glibc が、ロケールファイルをロードする場合の方法に、ディレクトリトラバーサルの欠陥が見つかりました。アプリケーションによって、特別に細工されたロケール名の値(LC_* 環境変数に指定されている値など)を使用できる攻撃者が、この欠陥を利用して、そのアプリケーションの権限で、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2014-0475)

ソリューション

影響を受けるパッケージを更新してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?f1bde0d0

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 77465

ファイル名: sl_20140829_glibc_on_SL5_x.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/8/30

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.8

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc-common, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc-debuginfo, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc-debuginfo-common, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc-devel, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc-headers, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc-static, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:glibc-utils, p-cpe:/a:fermilab:scientific_linux:nscd, x-cpe:/o:fermilab:scientific_linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

パッチ公開日: 2014/8/29

脆弱性公開日: 2014/7/29

参照情報

CVE: CVE-2014-0475, CVE-2014-5119