Oracle Linux 5:automake(ELSA-2014-1243)

medium Nessus プラグイン ID 77736

概要

リモート Oracle Linux ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

Red Hat セキュリティアドバイザリ 2014:1243 から:

1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの automake パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 5 で現在利用可能です。

Red Hat 製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度低として評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Automake は、GNU コーディング規約に準拠したファイルで Makefile を自動的に作成するためのツールです。

Automake が生成した Makefile の distcheck ルールにより、ソースアーカイブを作成する際にディレクトリが誰でも書き込める状態になることがわかりました。悪意のあるローカルユーザーがこのディレクトリにアクセスできた場合、「make distcheck」を実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2012-3386)

Red Hat は、この問題を報告してくれた Jim Meyering 氏に感謝の意を表します。
Upstream では、Stefano Lattarini 氏を最初の報告者として認識しています。

automake の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。

ソリューション

影響を受ける automake パッケージを更新してください。

参考資料

https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2014-September/004458.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 77736

ファイル名: oraclelinux_ELSA-2014-1243.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/9/18

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

現状値: 3.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:automake, cpe:/o:oracle:linux:5

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/9/17

脆弱性公開日: 2012/8/7

参照情報

CVE: CVE-2012-3386

BID: 54418

RHSA: 2014:1243