F5 Networks BIG-IP:Kerberos の脆弱性(SOL15553)

high Nessus プラグイン ID 78194

概要

リモート装置に、ベンダーが提供したセキュリティパッチがありません。

説明

1.10.x から 1.12.x かつ 1.12.2 より前の MIT Kerberos 5(別名 krb5)において、lib/gssapi/spnego/spnego_mech.c 内の SPNEGO イニシエーターでの init_ctx_reselect 関数に二重解放の脆弱性があるため、リモートの攻撃者は、意図されたアクセプターが発信源のように見えるが、イニシエーターが提示したものとは異なるセキュリティメカニズムを指定しているネットワークトラフィックを通じて、サービス拒否(メモリ破損)を引き起こしたり、任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

F5 Solution SOL15553 に挙げられた非脆弱性バージョンのいずれかにアップグレードしてください。

参考資料

https://support.f5.com/csp/article/K15553

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 78194

ファイル名: f5_bigip_SOL15553.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

公開日: 2014/10/10

更新日: 2021/3/10

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 6.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:f5:big-ip_access_policy_manager, cpe:/h:f5:big-ip

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Settings/ParanoidReport, Host/BIG-IP/hotfix, Host/BIG-IP/modules, Host/BIG-IP/version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/9/4

脆弱性公開日: 2014/8/14

参照情報

CVE: CVE-2014-4343

BID: 69159