Amazon Linux AMI:python27(ALAS-2014-380)

medium Nessus プラグイン ID 78323

概要

リモートのAmazon Linux AMIホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Python ビルトイン _json モジュールに欠陥(境界チェックが不十分)があり、ローカルのユーザーが現在のプロセスの任意のメモリを読み取るのを許容していることが報告されました。

上流バグレポートの引用:

「この攻撃の前提条件は、攻撃者がデフォルトスキャニング機能の2つのパラメーター(デコードされる文字列とインデックス)を制御または影響を及ぼすことができるか否かです。

このバグは、ユーザーに負のインデックス値の供給を許容することによって発生します。インデックス値は C コードの配列のインデックスとして直接使用されます。内部では、その配列のアドレスとインデックスが相互に追加されて、必要な値のアドレスが生み出されます。しかし、負のインデックス値を供給し、それを配列のアドレスに追加すると、プロセッサのレジスタ値が最低値に戻り、算出された値がメモリ内の供給された文字列の範囲から外れた位置をポイントして、関数がプロセスメモリの別の部分にアクセスすることになります。

ソリューション

「yum update python27」を実行してシステムを更新してください。

参考資料

https://bugs.python.org/issue21529

https://alas.aws.amazon.com/ALAS-2014-380.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 78323

ファイル名: ala_ALAS-2014-380.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/10/12

更新日: 2018/11/19

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:python27, p-cpe:/a:amazon:linux:python27-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:python27-devel, p-cpe:/a:amazon:linux:python27-libs, p-cpe:/a:amazon:linux:python27-test, p-cpe:/a:amazon:linux:python27-tools, cpe:/o:amazon:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

パッチ公開日: 2014/9/19

参照情報

CVE: CVE-2014-4616

ALAS: 2014-380