Juniper Junos SRX シリーズ ALG の「flowd」のリモート DoS(JSA10650)

high Nessus プラグイン ID 78421

概要

リモートデバイスに、ベンダーが提供したセキュリティパッチがありません。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモート Juniper Junos SRX シリーズのデバイスは、ALG(Application Layer Gateway)に関連したサービス拒否の脆弱性の影響を受けます。リモートの攻撃者が、特別に細工された SIP パケットを SRX シリーズデバイスに送信することで、この問題を悪用して、「flowd」プロセスのクラッシュを引き起こす可能性があります。悪用を繰り返すことで、デバイスが反応しなくなる可能性があります。

注意:この問題の影響を受けるのは、何らかの ALG が有効となっているデバイス、または IPv6 トラフィック用のフローベースの処理が有効となっている場合のみです。SRX-HE デバイス以外の全ての SRX デバイスでは、デフォルトで SIP ALG が有効となっています。

ソリューション

JuniperアドバイザリJSA10650で参照されている該当のJunosソフトウェアリリースまたは回避策を適用してください。

参考資料

https://kb.juniper.net/InfoCenter/index?page=content&id=JSA10650

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 78421

ファイル名: juniper_jsa10650.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: combined

公開日: 2014/10/14

更新日: 2018/7/12

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 5.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:juniper:junos

必要な KB アイテム: Host/Juniper/model, Host/Juniper/JUNOS/Version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/7/10

脆弱性公開日: 2014/10/8

参照情報

CVE: CVE-2014-3825

BID: 70366

JSA: JSA10650