MS14-058:カーネルモードドライバーのリモートコード実行可能な脆弱性(3000061)

high Nessus プラグイン ID 78433

概要

リモートの Windows ホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストは、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- 権限昇格の脆弱性により、カーネルモードドライバーがメモリの中のオブジェクトを不適切に処理するために、攻撃者がカーネルモードで任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2014-4113)

- リモートコード実行の脆弱性により、カーネルモードドライバーが TrueType フォントを不適切に処理するために、リモートの攻撃者がカーネルモードで任意のコードを実行する可能性があります。
攻撃者がこの脆弱性を悪用して、ユーザーを騙して、特別に細工された TrueType フォントファイルを含む、ファイルを開かせたり、Web サイトを訪問させたりする可能性があります。(CVE-2014-4148)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2003、Vista、2008、7、2008 R2、8、2012、8.1、2012 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2014/ms14-058

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 78433

ファイル名: smb_nt_ms14-058.nasl

バージョン: 1.14

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2014/10/15

更新日: 2022/5/25

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2014-4148

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2014/10/14

脆弱性公開日: 2014/10/14

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/5/25, 2022/6/15

エクスプロイト可能

Core Impact

Metasploit (Windows TrackPopupMenu Win32k NULL Pointer Dereference)

参照情報

CVE: CVE-2014-4113, CVE-2014-4148

BID: 70364, 70429

MSFT: MS14-058

MSKB: 3000061