Fedora 19:glibc-2.17-21.fc19(2014-9830)

high Nessus プラグイン ID 78583

概要

リモート Fedora ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

glibc の internal __gconv_translit_find() 関数に off-by-one ヒープベースバッファオーバーフロー欠陥が見つかりました。特別に細工された引数で、アプリケーションによって iconv_open() 関数を呼び出すことができる攻撃者が、この欠陥を利用して、そのアプリケーションの権限で、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2014-5119)。

glibc が、ロケールファイルをロードする場合の方法に、ディレクトリトラバーサルの欠陥が見つかりました。アプリケーションによって、特別に細工されたロケール名の値(LC_* 環境変数に指定されている値など)を使用できる攻撃者が、この欠陥を利用して、そのアプリケーションの権限で、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2014-0475)

注意:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを Fedora セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けた glibc パッケージを更新してください。

参考資料

https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1118581

https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1129745

http://www.nessus.org/u?189fdc03

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 78583

ファイル名: fedora_2014-9830.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/10/20

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.8

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.5

Temporal Score: 5.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:fedoraproject:fedora:glibc, cpe:/o:fedoraproject:fedora:19

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2014/8/28

参照情報

CVE: CVE-2014-0475, CVE-2014-5119

BID: 68505, 68983

FEDORA: 2014-9830