1 つのセキュリティの問題を修正する更新済みの rsyslog5 パッケージおよび rsyslog パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 5 と 6 で現在利用可能です。

Red Hat 製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中として評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

rsyslogパッケージは強化されたマルチスレッドの syslog デーモンを提供します。このデーモンは、リレーショナルデータベースへの書き込み、syslog/TCP、RFC 3195、許可された送信者リスト、メッセージ部分でのフィルタリング、およびファイングレイン出力フォーマットコントロールをサポートします。

rsyslog が無効なログメッセージ優先度値を処理する場合の方法に欠陥が見つかりました。特定の構成で、ローカルの攻撃者またはリモートの攻撃者が、rsyslog ポートに接続できた場合に、この欠陥を利用して rsyslog デーモンをクラッシュさせる可能性があります。（CVE-2014-3634）

Red Hat は、この問題をレポートしてくれた rsyslog アップストリームの Rainer Gerhards 氏に感謝の意を表します。

rsyslog5 および rsyslog の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。
この更新のインストール後、rsyslog サービスは自動的に再起動します。

検出

RHEL 5/6：rsyslog5 および rsyslog（RHSA-2014：1671）

high Nessus プラグイン ID 78595

変更ログが見つかりません