メール転送エージェントおよびメール配信エージェントの、Shellshock を介したリモートコマンドの実行

critical Nessus プラグイン ID 78701

概要

リモートホストに、Shellshock を介したリモートコマンドの実行を可能にする、メールエージェントがインストールされています。

説明

リモートホストで、Courier、Exim、Postfix、Procmail などの、メール転送エージェントまたはメール配信エージェントが実行中のようです。これらのエージェントの多くは、メールのフィルター処理、並べ替え、配信などの数多くのさまざまなタスクに対して、ユーティリティスクリプトを実行するように構成できます。これらのスクリプトは、悪用できる状態を作り出し、Shellshock を介してエージェントを、リモートコードの実行に脆弱にすることがあります。

このプラグインからの好ましくない結果は、リモートシステムが Shellshock の影響を受けず、そのシステムで実行中のメールエージェントが Shellshock を介してリモートで実行できる方法で構成されているだけであることを、決定的に証明するものではありません。

ソリューション

言及した Bash パッチを適用してください。

参考資料

http://seclists.org/oss-sec/2014/q3/650

http://www.nessus.org/u?dacf7829

https://www.invisiblethreat.ca/post/shellshock/

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 78701

ファイル名: shellshock_mail_agents.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: remote

ファミリー: SMTP problems

公開日: 2014/10/28

更新日: 2022/12/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 8.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2014-7169

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:gnu:bash

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2014/10/24

脆弱性公開日: 2014/9/24

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/7/28

エクスプロイト可能

Core Impact

Metasploit (Qmail SMTP Bash Environment Variable Injection (Shellshock))

参照情報

CVE: CVE-2014-6271, CVE-2014-7169

BID: 70103, 70137

CERT: 252743

IAVA: 2014-A-0142