RHEL 7:docker(RHSA-2014:0820)

high Nessus プラグイン ID 79034

概要

リモート Red Hat ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

1 つのセキュリティ問題を修正する更新済みの docker パッケージが、Red Hat Enterprise Linux 7 Extras で現在利用可能です。

Red Hat セキュリティレスポンスチームは、この更新には重大なセキュリティ上の影響があると評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System(CVSS)ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

Docker は、Linux 上でコンテナ管理を行うサービスです。

Docker サービスの管理に使用されるソケットは、誰でも読み取り/書き込みが可能であることが判明しました。ローカルの攻撃者がこの欠陥を利用して、権限をルートに昇格させる可能性があります。(CVE-2014-3499)

Red Hat は、この問題を報告してくれた Jon Stanley 氏に感謝の意を表します。

docker の全ユーザーは、更新済みパッケージにアップグレードし、この問題を解決することが推奨されます。更新の適用後、更新を有効にするには docker サービスを再起動する必要があります。

ソリューション

影響を受ける docker パッケージを更新してください。

参考資料

https://access.redhat.com/errata/RHSA-2014:0820

https://access.redhat.com/security/cve/cve-2014-3499

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 79034

ファイル名: redhat-RHSA-2014-0820.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2014/11/8

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:redhat:enterprise_linux:docker, cpe:/o:redhat:enterprise_linux:7

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/cpu

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2014/7/1

脆弱性公開日: 2014/7/11

参照情報

CVE: CVE-2014-3499

BID: 68297, 68303

RHSA: 2014:0820