Amazon Linux AMI:glibc (ALAS-2015-468 )

medium Nessus プラグイン ID 80419

概要

リモートのAmazon Linux AMIホストに、セキュリティ更新プログラムがありません。

説明

glibc の iconv() 関数が、エンコードされた特定のデータを UTF-8 に変換する方法に、境界外の読み取りの欠陥が見つかりました。特別に細工された引数でアプリケーションに iconv() 関数を呼び出させることができる攻撃者が、この欠陥を利用して、アプリケーションをクラッシュさせる可能性があります。
(CVE-2014-6040)

wordexp() 関数は、WRDE_NOCMD フラグが指定された場合でも、コマンドの置換を実行する場合があることがわかりました。wordexp() 関数を使用し、入力を正しくサニタイズしないアプリケーションに特別に細工された入力を提供できる攻撃者がこの欠陥を利用して、そのアプリケーションの実行ユーザーの認証情報で任意のコマンドを実行する可能性があります。(CVE-2014-7817)

ソリューション

「yum update glibc」を実行してシステムを更新してください。

参考資料

https://alas.aws.amazon.com/ALAS-2015-468.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 80419

ファイル名: ala_ALAS-2015-468.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/1/9

更新日: 2018/4/18

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:amazon:linux:glibc, p-cpe:/a:amazon:linux:glibc-common, p-cpe:/a:amazon:linux:glibc-debuginfo, p-cpe:/a:amazon:linux:glibc-debuginfo-common, p-cpe:/a:amazon:linux:glibc-devel, p-cpe:/a:amazon:linux:glibc-headers, p-cpe:/a:amazon:linux:glibc-static, p-cpe:/a:amazon:linux:glibc-utils, p-cpe:/a:amazon:linux:nscd, cpe:/o:amazon:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/AmazonLinux/release, Host/AmazonLinux/rpm-list

パッチ公開日: 2015/1/8

参照情報

CVE: CVE-2014-6040, CVE-2014-7817

ALAS: 2015-468

RHSA: 2015:0016