Oracle Solaris サードパーティのパッチの更新:libtiff(cve_2012_4564_design_error1)

high Nessus プラグイン ID 80681

概要

リモートの Solaris システムに、サードパーティのソフトウェアに対するセキュリティのパッチがありません。

説明

リモートの Solaris システムに、次のセキュリティの更新に対処するのに必要なパッチがありません:

- ppm2tiff は TIFFScanlineSize 関数の戻り値をチェックしないため、リモートの攻撃者がサービス拒否(クラッシュ)を引き起こすことができ、整数オーバーフロー、ゼロメモリの割り当て、ヒープベースのバッファオーバーフローを誘発する、細工した PPM 画像を通じて、任意のコードを実行できる場合があります。(CVE-2012-4564)

- libtiff 4.0.3 以前の tiff2pdf の t2p_process_jpeg_strip 関数のヒープベースのバッファオーバーフローにより、リモートの攻撃者が、細工された TIFF 画像ファイルを介して、サービス拒否(クラッシュ)を引き起こしたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。(CVE-2013-1960)

- 4.0.3 より前の libtiff の tiff2pdf の t2p_write_pdf_page 関数のスタックベースのバッファオーバーフローにより、リモートの攻撃者が、TIFF 画像ファイルの細工された画像の長さや解像度を介して、サービス拒否(アプリケーションクラッシュ)を引き起こす可能性があります。(CVE-2013-1961)

ソリューション

Solaris 11.1.14.5.0 にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?4a913f44

https://blogs.oracle.com/sunsecurity/cve-2012-4564-design-error-vulnerability-in-libtiff

http://www.nessus.org/u?b1aa2951

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 80681

ファイル名: solaris11_libtiff_20131217.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

公開日: 2015/1/19

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:oracle:solaris:11.1, p-cpe:/a:oracle:solaris:libtiff

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Solaris11/release, Host/Solaris11/pkg-list

パッチ公開日: 2013/12/17

参照情報

CVE: CVE-2012-4564, CVE-2013-1960, CVE-2013-1961