Oracle Solaris サードパーティのパッチの更新:wireshark(multiple_denial_of_service_vulnerabilities2)

medium Nessus プラグイン ID 80801

概要

リモートの Solaris システムに、サードパーティのソフトウェアに対するセキュリティのパッチがありません。

説明

リモートの Solaris システムに、次のセキュリティの更新に対処するのに必要なパッチがありません:

- Wireshark 1.4.11 より前の 1.4.x および 1.6.5 より前の 1.6.x において、epan/packet.c にある dissect_packet 関数により、リモートの攻撃者は、airopeek ファイルで実証されたように、キャプチャファイルの長いパケットを通じてサービス拒否(アプリケーションクラッシュ)を引き起こす可能性があります。(CVE-2012-0041)

- Wireshark 1.4.11 より前の 1.4.x および 1.6.5 より前の 1.6.x は特定の文字列変換を適切に処理しません。これにより、リモートの攻撃者は epan/to_str.c に関する細工されたパケットを通じてサービス拒否(NULL ポインターデリファレンスおよびプリケーションクラッシュ)を引き起こす可能性があります。
(CVE-2012-0042)

- Wireshark 1.4.11 より前の 1.4.x および 1.6.5 より前の 1.6.x において、RLC ディセクタ内の epan/dissectors/packet-rlc.c にある reassemble_message 関数内でバッファオーバーフローが起きます。これにより、リモートの攻撃者は、フラグメント化された一連の RLC パケットを通じて、サービス拒否(アプリケーションクラッシュ)引き起こす、あるいは任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2012-0043)

- Wireshark 1.4.11 より前の 1.4.x および 1.6.5 より前の 1.6.x において、リモートの攻撃者は、(1)Accellent 5Views(別称 .5vw)ファイル、(2)I4B トレースファイル、あるいは、(3)NETMON 2 キャプチャファイルの長いパケットを通じてサービス拒否(アプリケーションクラッシュ)を引き起こす可能性があります。(CVE-2012-0066)

- Wireshark 1.4.11 より前の 1.4.x および 1.6.5 より前の 1.6.x 内の wiretap/iptrace.c により、リモートの攻撃者が、AIX iptrace ファイルの長いパケットを通じてサービス拒否(アプリケーションクラッシュ)を引き起こす可能性があります。(CVE-2012-0067)

- Wireshark 1.4.11 より前の 1.4.x および 1.6.5 より前の 1.6.x において、wiretap/iptrace.c にある lanalyzer_read 関数により、リモートの攻撃者が、微小な記録を含む Novell キャプチャファイルを通じてサービス拒否(アプリケーションクラッシュ)を引き起こす可能性があります。(CVE-2012-0068)

ソリューション

Solaris 11/11 SRU 04 にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?4a913f44

http://www.nessus.org/u?3e9c113c

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 80801

ファイル名: solaris11_wireshark_20120404.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

公開日: 2015/1/19

更新日: 2021/1/14

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.8

ベクトル: CVSS2#AV:A/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:oracle:solaris:11.0, p-cpe:/a:oracle:solaris:wireshark

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Solaris11/release, Host/Solaris11/pkg-list

パッチ公開日: 2012/4/4

参照情報

CVE: CVE-2012-0041, CVE-2012-0042, CVE-2012-0043, CVE-2012-0066, CVE-2012-0067, CVE-2012-0068