MS15-013:Microsoft Office のセキュリティ機能バイパス可能な脆弱性(3033857)

medium Nessus プラグイン ID 81266

概要

リモート Windows ホストは、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受けます。

説明

アドレス空間配置のランダム化(ASLR)のセキュリティ機能を使用する際にエラーが発生するため、リモートホストにインストールされている Microsoft Office が、セキュリティバイパスの脆弱性の影響を受けます。ユーザーに特別に細工された Office ファイルを開かせることができた場合、リモートの攻撃者がこの欠陥を利用して、一定のコールスタックで特定の命令のメモリオフセットを推測することが可能です。攻撃者は、この情報を活用することで、さらに別の脆弱性をより簡単に悪用できるようになります。

ソリューション

Microsoft は、Office 2007、2010、2013.用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-013

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 81266

ファイル名: smb_nt_ms15-013.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/2/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 2.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/2/10

脆弱性公開日: 2015/2/10

参照情報

CVE: CVE-2014-6362

BID: 72467

IAVB: 2015-B-0018

MSFT: MS15-013

MSKB: 2910941, 2920748, 2920795, 3033857