openSUSE セキュリティ更新：dbus-1/dbus-1-x11（openSUSE-2015-150）
high Nessus プラグイン ID 81397
Language:
概要
リモート openSUSE ホストに、セキュリティ更新がありません。説明
dbus-1、dbus-1-x11 がバージョン 1.8.16 に更新され、1 つのセキュリティ問題が修正されました。この更新は次のセキュリティ問題を修正します。
- CVE-2015-0245：non-uid-0 プロセスが、偽造した ActivationFailure メッセージを送信できないようにします。これにより、 systemd をアクティブ化した Linux システムで、ローカルなサービス拒否が引き起こされる可能性があります（bnc#916343）。
次の内容によりセキュリティの堅牢性を向上しています：
- dbus-daemon の uid 以外から、 UpdateActivationEnvironment を呼び出せません。システムサービスが、任意のメソッド呼び出し（CVE-2014-8148 など）が可能な、安全ではないセキュリティポリシールールをインストールすると、 UpdateActivationEnvironment でメモリ消費や潜在的な権限昇格を防ぐことになります。
- /org/freedesktop/DBus 以外のオブジェクトパスで、 UpdateActivationEnvironment または Stats のインターフェイスを呼び出すことを許可しません。一部のシステムサービスが、あらゆる宛先、メソッド、およびインターフェイスに、指定したオブジェクトパスで、任意のメソッドを呼び出すことができる、安全ではないセキュリティポリシールールをインストールします。
ソリューション
影響を受ける dbus-1 / dbus-1-x11 パッケージを更新してください。参考資料
プラグインの詳細
深刻度: High
ID: 81397
ファイル名: openSUSE-2015-150.nasl
バージョン: 1.4
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: SuSE Local Security Checks
公開日: 2015/2/18
更新日: 2021/1/19
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.2
ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-debuginfo, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-debuginfo-32bit, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-debugsource, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-devel, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-devel-32bit, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-x11, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-x11-debuginfo, p-cpe:/a:novell:opensuse:dbus-1-x11-debugsource, p-cpe:/a:novell:opensuse:libdbus-1-3, p-cpe:/a:novell:opensuse:libdbus-1-3-32bit, p-cpe:/a:novell:opensuse:libdbus-1-3-debuginfo, p-cpe:/a:novell:opensuse:libdbus-1-3-debuginfo-32bit, cpe:/o:novell:opensuse:13.1, cpe:/o:novell:opensuse:13.2
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/cpu, Host/SuSE/release, Host/SuSE/rpm-list
パッチ公開日: 2015/2/10
参照情報
CVE: CVE-2014-8148, CVE-2015-0245