ISC BIND 9.10.x < 9.10.1-P2 DNSSEC の検証DoS

medium Nessus プラグイン ID 81486

概要

リモートのネームサーバーは、サービス拒否の脆弱性の影響を受けます。

説明

自己報告されたバージョン番号によると、リモートでインストールした BIND が、DNSSEC の検証と managed-keys の機能に関連するエラーのため、サービス拒否の脆弱性による影響を受ける可能性があります。リモートの攻撃者が、使える状態のキーがない状態になる間違ったトラストアンカー管理シナリオをトリガーする可能性があり、その結果、アサーションの失敗またはデーモンのクラッシュが引き起こされます。

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

BIND バージョン9.10.1-P2以降にアップグレードしてください。

その代わりの回避策として、 dnssec-validation または dnssec-lookaside のオプションに「auto」を使用せず、 managed-keys ステートメントを構成しないようにします。

参考資料

https://kb.isc.org/article/AA-01244/0/BIND-9.10.1-P2-Release-Notes.html

https://kb.isc.org/docs/aa-01235

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 81486

ファイル名: bind9_9101_p2.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: remote

ファミリー: DNS

公開日: 2015/2/24

更新日: 2018/11/15

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.5

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5.4

現状値: 4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:N/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:isc:bind

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, bind/version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/2/18

脆弱性公開日: 2015/2/18

参照情報

CVE: CVE-2015-1349

BID: 72673