更新済みの elfutils パッケージは、次のセキュリティの脆弱性を修正します：

libdw ライブラリは、ELF ファイル内の DWARF デバッグ情報へのアクセスのサポートを提供します。libdw ライブラリに、ヒープベースのバッファオーバーフローを引き起こす check_section() の整数オーバーフローの欠陥が見つかりました。悪意のある ELF ファイルにより、（eu-readelf などの）libdw を使用するアプリケーションがクラッシュしたり、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります（CVE-2014-0172）。

elfutils において、libelf/elf_begin.c の read_long_names 関数にあるディレクトリトラバーサルの脆弱性により、リモートの攻撃者が、細工されたアーカイブで /（スラッシュ）を用いることで、任意のファイルを root ディレクトリに書き込む可能性があります。このことは、 ar プログラムを使用することにより実証されています（CVE-2014-9447）。

検出

Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ：elfutils（MDVSA-2015:104）

medium Nessus プラグイン ID 82357

変更ログが見つかりません