更新済みの x11-server パッケージにより、セキュリティの脆弱性が修正されます：

IOActive の Ilja van Sprundel 氏が、X.org X サーバーで複数のセキュリティ問題を発見しました。これらは権限昇格またはサービス拒否を引き起こす可能性があります（CVE-2014-8091、CVE-2014-8092、CVE-2014-8093、CVE-2014-8094、CVE-2014-8095、CVE-2014-8096、CVE-2014-8097、CVE-2014-8098、CVE-2014-8099、CVE-2014-8100、CVE-2014-8101、CVE-2014-8102）。

Red Hat の Olivier Fourdan 氏は、X サーバーコードベースが、サーバーがクライアントを信頼して有効な文字列長を送信する、XkbSetGeometry リクエストを処理する方法で、プロトコル処理の問題を発見しました。リクエストの長さを超えた文字列の長さを持つ悪意あるクライアントにより、サーバーが隣接するメモリデータを XKB 構造体にコピーする可能性があります。
このため、クライアントは XkbGetGeometry リクエストを介してこのデータを入手できます。このため、情報漏洩の問題が発生する可能性があり、また同様のリクエストによりサーバーがクラッシュさせられる場合には、サービス拒否が発生する可能性もあります（CVE-2015-0255）。

検出

Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ：x11-server（MDVSA-2015:119）

medium Nessus プラグイン ID 82372

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