1 つのセキュリティの問題を修正する更新済みの xorg-x11-server パッケージが、 Red Hat Enterprise Linux 6 と 7 で現在利用可能です。

Red Hat 製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度中として評価しています。詳細な重要度評価を示す Common Vulnerability Scoring System（CVSS）ベーススコアは「参照」セクションの CVE リンクで入手できます。

X.Org は、X Window System のオープンソース実装です。これは本格的なグラフィカルユーザーインターフェイスのデザインの基盤となった基本的な低レベルの機能を提供します。

X.Org サーバーが XkbGetGeometry リクエストを処理する方法で、バッファオーバーリードの欠陥が見つかりました。悪意ある権限のあるクライアントが、この欠陥を利用して、特別に細工された XkbGetGeometry リクエストを使用して、 X.Org サーバーメモリの一部を漏洩させたり、X.Org サーバーをクラッシュさせたりする可能性があります。(CVE-2015-0255)

この問題は、Red Hat の Olivier Fourdan 氏により発見されました。

xorg-x11-server の全ユーザーは、バックポートされたパッチが含まれるこれらの更新済みパッケージへアップグレードし、この問題を修正することが推奨されます。

検出

RHEL 6/7：xorg-x11-server（RHSA-2015:0797）

medium Nessus プラグイン ID 82693

変更ログが見つかりません