MS15-033:Microsoft Office のリモートコードの実行可能な脆弱性(3048019)

high Nessus プラグイン ID 82767

概要

リモートの Mac OS X ホストにインストールされているアプリケーションは、複数のリモートコードの実行の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートの Mac OS X ホストにインストールされている Microsoft Word のバージョンは、複数の脆弱性による影響を受けます:

- HTML 文字列を不適切にサニタイズしているため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。リモートの攻撃者が、ユーザーに特別に細工されたコンテンツを含むファイルを開かせる、または特別に細工されたコンテンツを含む Web サイトにアクセスさせることでこの問題を悪用し、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2015-1639)

- メモリでのリッチテキストフォーマットファイルの不適切な処理のため、リモートコードの実行の脆弱性が存在します。リモートの攻撃者が、影響を受けるソフトウェアを使用している特別に細工されたファイルをユーザーに開かせることにより、この脆弱性を悪用し、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。
(CVE-2015-1641)

ソリューション

Microsoft は、Office for Mac 2011 用のパッチをリリースしています。

参考資料

https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-033

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 82767

ファイル名: macosx_ms15-033_office_2011.nasl

バージョン: 1.18

タイプ: local

エージェント: macosx

公開日: 2015/4/14

更新日: 2023/11/27

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.7

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 9.3

Temporal Score: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office:2011::mac, cpe:/a:microsoft:word_for_mac:2011, x-cpe:/a:microsoft:outlook_for_mac_for_office_365

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/MacOSX/Version

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2015/4/14

脆弱性公開日: 2015/4/14

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/5/3

参照情報

CVE: CVE-2015-1639, CVE-2015-1641

BID: 73991, 73995

IAVA: 2015-A-0090-S

MSFT: MS15-033

MSKB: 3051737