Adobe Flash Player <= 17.0.0.134 の複数の脆弱性（APSB15-06）

critical Nessus プラグイン ID 82782

Language:

概要

リモート Mac OS X ホストには、複数の脆弱性による影響を受けるブラウザプラグインがインストールされています。

説明

リモート Mac OS X ホストにインストールされている Adobe Flash Player のバージョンは、 17.0.0.134 以前です。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます：

- 複数の二重解放エラーが存在し、これにより、攻撃者が任意のコードを実行する可能性があります。（CVE-2015-0346、 CVE-2015-0359）

- ユーザー指定入力の不適当な検証により、複数の詳細不明なメモリ破損の欠陥が存在します。リモートの攻撃者が、特別に細工されたフラッシュコンテンツにより、これらの欠陥を悪用し、メモリを破損させたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。
（CVE-2015-0347、CVE-2015-0350、CVE-2015-0352、CVE-2015-0353、CVE-2015-0354、CVE-2015-0355、CVE-2015-0360、CVE-2015-3038、CVE-2015-3041、CVE-2015-3042、CVE-2015-3043）

- ユーザー指定入力の不適切な検証により、詳細不明なバッファオーバーフロー状態が存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用し、任意のコードを実行する恐れがあります。
(CVE-2015-0348)

- 複数の特定されない use-after-free エラーが存在するため、攻撃者が任意のコードを実行する可能性があります。
（CVE-2015-0349、CVE-2015-0351、CVE-2015-0358、 CVE-2015-3039）

- 詳細不明な型の取り違え（Type Confusion）の欠陥が存在するため、攻撃者は任意のコードを実行できます。(CVE-2015-0356)

- 攻撃者にアドレス空間配置のランダム化（ASLR）機能のバイパスを可能にさせる複数の詳細不明のメモリリークが存在します。（CVE-2015-0357、 CVE-2015-3040）

- 攻撃者に情報の漏洩を可能にさせる詳細不明のセキュリティバイパス欠陥が存在します。(CVE-2015-3044)