MySQL 5.1.x < 5.7.3 SSL/TLS ダウングレード MitM(BACKRONYM)

medium Nessus プラグイン ID 83347

概要

リモートの MySQL クライアントライブラリは、セキュリティ機能バイパスの脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている MySQL クライアントライブラリのバージョンは、5.1.x、5.5.x、5.6.x、または 5.7.3 より前の 5.7.x です。したがって、--ssl クライアントオプションの使用時に SSL/TLS 接続の要件を適切に強制できないため、「BACKRONYM」として知られている、セキュリティ機能バイパスの脆弱性の影響を受けます。中間者攻撃者がこの欠陥を悪用して、クライアントに暗号化されていない接続へのダウングレードを強制することが可能です。これにより、攻撃者が、データベースからデータを漏洩させたり、データベースクエリを操作することが可能です。

ソリューション

MySQL バージョン 5.7.3 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql/5.7/en/news-5-7-3.html

http://backronym.fail/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 83347

ファイル名: mysql_5_7_3.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: remote

ファミリー: Databases

公開日: 2015/5/12

更新日: 2019/11/25

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2015-3152

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.9

現状値: 5.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:mysql:mysql

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2013/12/3

脆弱性公開日: 2013/12/3

参照情報

CVE: CVE-2015-3152

BID: 74398