MS15-048:.NET Framework の権限昇格可能な脆弱性(3057134)

high Nessus プラグイン ID 83356

概要

リモートホストにインストールされている .NET Framework のバージョンは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストは、複数の脆弱性の影響を受ける Microsoft .NET Framework のバージョンを実行しています。

- XML データを復号するときに発生する再帰欠陥のために、サービス拒否脆弱性が Microsoft .NET Framework に存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工された XML データを介して .NET Web サイトのパフォーマンスを低下させることがあります。(CVE-2015-1672)

- .NET の Windows Forms (WinForms)ライブラリによるメモリでのオブジェクトの処理が不適切なために、権限昇格脆弱性が Microsoft .NET Framework に存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工された部分的に信頼できるアプリケーションを介して、権限を昇格することがあります。(CVE-2015-1673)

ソリューション

Microsoft は、.NET Framework 1.1 SP1、 2.0 SP2、3.5、3.5.1、4.0、4.5、4.5.1、4.5.2 向けの一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://www.nessus.org/u?a8264589

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 83356

ファイル名: smb_nt_ms15-048.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/5/12

更新日: 2020/5/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.5

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/5/12

脆弱性公開日: 2015/5/12

参照情報

CVE: CVE-2015-1672, CVE-2015-1673

BID: 74482, 74487