eFront < 3.6.15.4 Build 18023 の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 83813

概要

リモートのWebサーバーで実行されているPHPアプリケーションは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

バージョン番号によると、リモート Web サーバーで実行しているバージョンの eFront は複数の脆弱性の影響を受けます:

- view_file.php スクリプトの「file」パラメーターに対するユーザー指定の入力の不適切なサニタイズによる、パストラバーサルの脆弱性が存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用して、特別に細工されたリクエストを通じて、任意のファイルへのアクセスを取得したり、機密情報を漏洩したりする可能性があります。

- new_sidebar.php スクリプトの「new_less_id」パラメーターに対するユーザー指定の入力の不適切なサニタイズによる、複数の SQL インジェクションの脆弱性が存在します。リモートの攻撃者が、これらの脆弱性を悪用して、データベースを操作する可能性があります。

- copy.php スクリプトに、潜在的な PHP オブジェクトインジェクションの問題が存在します。

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

eFront バージョン 3.6.15.4 Build 18023 以降にアップグレードしてください。

参考資料

https://www.securenetwork.it/docs/advisory/SN-15-02_eFront.pdf

https://www.efrontlearning.com/

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 83813

ファイル名: efront_3_6_15_4.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2015/5/26

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:efrontlearning:efront

必要な KB アイテム: www/PHP, installed_sw/eFront

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/3/24

脆弱性公開日: 2015/5/1

参照情報

BID: 74582