Mac 版 Adobe AIR 17.0.0.144 または以前の複数の脆弱性（APSB15-09）

critical Nessus プラグイン ID 84161

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概要

リモート Mac OS X ホストに、複数の脆弱性に影響を受けるバージョンの Adobe AIR がインストールされています。

説明

バージョンによると、リモート Mac OS X ホストにインストールされている Adobe AIR は 17.0.0.144 または以前です。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます：

- 攻撃者に機密情報の漏洩を可能にさせる詳細不明のセキュリティバイパス脆弱性が存在します。
(CVE-2015-3044)

（- 攻撃者に任意のコードの実行を可能にさせる複数の詳細不明の型の取り違え（Type Confusion）欠陥が存在します。
（CVE-2015-3077、 CVE-2015-3084、CVE-2015-3086）

- ユーザー指定入力の不適当な検証により、複数の詳細不明なメモリ破損の欠陥が存在します。リモートの攻撃者が、特別に細工されたフラッシュコンテンツにより、これらの欠陥を悪用し、メモリを破損させたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。
（CVE-2015-3078、CVE-2015-3089、CVE-2015-3090、 CVE-2015-3093）

- 詳細不明なセキュリティバイパスが存在し、コンテキスト依存の攻撃者が機密情報を漏洩する可能性があります。(CVE-2015-3079)

- 攻撃者に任意のコードの実行を可能にさせる詳細不明の use-after-free エラーが存在します。(CVE-2015-3080)

- 攻撃者に Internet Explorer の保護モードのバイパスを可能にさせる、詳細不明のチェック時から使用時まで（TOCTOU）競合状態が存在します。(CVE-2015-3081)

- 攻撃者にファイルシステムへの任意のデータの読み書きを可能にさせる複数の検証バイパス脆弱性が存在します。（CVE-2015-3082、 CVE-2015-3083、CVE-2015-3085）

- ユーザー入力の検証が適切でないため、整数オーバーフローの条件が存在します。これにより、コンテキスト依存の攻撃者が任意のコードを実行することが可能になります。
(CVE-2015-3087)

- ユーザー指定入力の不適当な検証により、ヒープベースのバッファオーバーフローが存在します。リモートの攻撃者がこれを悪用し、任意のコードを実行する恐れがあります。(CVE-2015-3088)

- 攻撃者にアドレス空間配置のランダム化（ASLR）機能のバイパスを可能にさせる複数の詳細不明のメモリリークが存在します。（CVE-2015-3091、 CVE-2015-3092）