VMware Player 7.x < 7.1.1 複数の脆弱性(VMSA-2015-0004)

medium Nessus プラグイン ID 84220

概要

リモートホストに、複数の脆弱性の影響を受ける仮想化アプリケーションがインストールされています。

説明

リモートのWindowsホストにインストールされているVMware Playerのバージョンは、7.1.1より前の7.xです。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

- JPEG2000(JP2)画像ファイルにおいて Quantization Default(QCD)マーカーセグメントを解析する際に引き起こされる JPEG2000 プラグインのスタックベースのバッファオーバーフローの状態による、任意のコード実行の脆弱性が存在しています。A remote attacker can exploit this, using a specially crafted image, to execute arbitrary code or cause a denial of service condition. (CVE-2012-0897)

- Multiple unspecified remote code execution vulnerabilities exists in 'TPView.dll' and 'TPInt.dll' library files. (CVE-2015-2336, CVE-2015-2337)

- 「TPview.dll」および「TPInt.dll」ライブラリファイルがメモリ割り当ての適切な処理に失敗します。リモートの攻撃者が、これを悪用することにより、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
(CVE-2015-2338, CVE-2015-2339, CVE-2015-2340)

ソリューション

VMware Player をバージョン 7.1.1 またはそれ以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.vmware.com/security/advisories/VMSA-2015-0004.html

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 84220

ファイル名: vmware_player_7_1_1_vmsa_2015-0004.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2015/6/16

更新日: 2018/8/6

サポートされているセンサー: Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:vmware:player

必要な KB アイテム: SMB/Registry/Enumerated, VMware/Player/Path, VMware/Player/Version

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2015/6/9

脆弱性公開日: 2015/6/9

エクスプロイト可能

Core Impact

Metasploit (Irfanview JPEG2000 jp2 Stack Buffer Overflow)

参照情報

CVE: CVE-2012-0897, CVE-2015-2336, CVE-2015-2337, CVE-2015-2338, CVE-2015-2339, CVE-2015-2340

BID: 51426, 75092, 75095

VMSA: 2015-0004