43.0.2357.130 より前の Google Chrome の複数の脆弱性

medium Nessus プラグイン ID 84342

概要

リモートのWindowsホストに含まれるWebブラウザは複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている Google Chrome のバージョンは、43.0.2357.130 より前です。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

- WebUI に、スキーマ検証エラーが存在しています。リモートの攻撃者はこれを悪用して詳細不明な影響を与える可能性があります。
(CVE-2015-1266)

- パブリック API を通過した作成コンテキストを処理する際に引き起こされる詳細不明な欠陥により、Blink にクロスオリジンバイパスの脆弱性が存在しています。A remote attacker can exploit this to bypass the cross-origin policy. (CVE-2015-1267)

- V8 バインディングの詳細不明な欠陥により、クロスオリジンバイパスの脆弱性が存在しています。A remote attacker can exploit this to bypass the cross-origin policy. (CVE-2015-1268)

- HSTS/HPKP プリロードリストに、正規化バイパスの脆弱性が存在します。A remote attacker can exploit this to bypass HSTS/HPKP preloads and have a connection use HTTP instead of the expected HTTPS. (CVE-2015-1269)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Google Chrome 43.0.2357.130 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?5b830981

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 84342

ファイル名: google_chrome_43_0_2357_130.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

ファミリー: Windows

公開日: 2015/6/23

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2015-1268

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:google:chrome

必要な KB アイテム: SMB/Google_Chrome/Installed

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/6/22

脆弱性公開日: 2015/6/22

参照情報

CVE: CVE-2015-1266, CVE-2015-1267, CVE-2015-1268, CVE-2015-1269